看護師夫婦でブログを更新しています!
私が初めての妊娠で、流産をした時の体験談を紹介します。
一度は妊娠したものの、流産してしまい、その後なぜか不妊症に!?
不妊検査の結果、まさかの『甲状腺機能低下症』が発覚しました。
今回は、初めての妊娠から流産、不妊症、甲状腺機能低下症が発覚するまでの経緯をまとめてみました。
なぜ、こんな悲しい体験談をブログに掲載するのか?
私は初めての妊娠で喜んでいたのも束の間、流産してしまい、本当に涙が止まらなくて悲しい日々が続きました。
そんな時、ネットで同じような体験談を見て、『自分だけじゃないんだ。』と励まされたり、少し気が楽になったからです。
少しでも何かのお役に立てるならと思い、ブログに掲載しようと、体験談とさせていただきました。
よかったらお付き合いください。
初めての妊娠でまさかの自然流産。その時の症状や兆候とは?

仕事は大変でしたが、1番辛かった新人時代を乗り越え、やっと仕事にやりがいを感じ始めていました。
そんな看護師夫婦はすっかり仕事中心の生活になっていました。
気がつけば、周囲の友人達はすでに二児の母になっています。
さすがに、そろそろ子供が欲しいかな、と考え始めました。
妊活をはじめてみて、生理が1週間ほど遅れていたので、もしや?と思い妊娠検査薬を使ってみました。
妊娠検査薬の結果はうっすら陽性反応。
なんで薄いんだ!?
すぐさまネットで情報を調べて見ると、『フライング検査』『流産』などと書かれており、フライング検査であることを祈るばかり。
不安に思っていると、すぐにうすいピンク色の少量出血が!?
一人で悩んでいても不安は募るばかり。
これは病院に相談してみるしかないと思いました。
産婦人科に電話で状況を説明すると、すぐに受診するよう指示がありました。
病院で検尿を行い、HCG反応がややあり。
エコーを見てみると、まさかの胎嚢袋が見え、妊娠5週ぐらいだと言われました!
医師から1週間床上安静の指示が出て、1週間後に受診指示。
腹痛や出血が増えるような24時間対応しているので電話して!と言われました。
不安はありましたが嬉しい気持ちがあふれます。
夫も仕事から帰ってくるなり、
張り切って、環境整備をしてくれたりと夫の優しさが本当に嬉しかったです。
しかし。
夜中に、生理痛のような下腹部の痛み。
多量の真っ赤な出血が・・・。
そして、どんどん腹痛は強くなり、腰まで痛くなってきます。
すぐさま、産婦人科に電話し受診します。
エコーを見ると
残念ながら、もう胎嚢袋はありませんでした。
自然流産です。
初期の流産は15%の確率で、わりと経験する人が多いと。
染色体異常だったり、とにかくお母さんは何も悪くないからね。
と医師から説明があり、夫婦で泣きました。
初めての妊娠で喜んだのも束の間、いっきに気持ちは急降下です。
せっかく私たち夫婦のもとに、赤ちゃんはやってきたと思ったのに。
赤ちゃんごめんね・・・。
流産後なぜか不妊症に?不妊検査で発覚した甲状腺機能低下症とは?

医師から生理を1周期待ってから妊活するよう指示がありました。
しかし、1度目の妊娠時はスムーズに妊娠したのに、なかなか妊娠しません。
そうこうしているうちに妊活を再開して半年が過ぎていました。
なんで、初回の妊娠はスムーズだったのに、なぜ妊娠できないんだ?と不安は強くなるばかり。
もしかして不妊症!?
一人で悩んでいても、どうしようもないので不妊症検査を受けることにしました。
検査と言っても、主に採血になりますが、女性ホルモンの検査項目以外でなぜか甲状腺ホルモンの項目もありました。
と疑問に思っていました。
結果はまさかのTSH(甲状腺刺激ホルモン)が基準より高く、甲状腺機能低下症と診断されました。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)とは?
脳の下垂体という場所から分泌されているホルモンです。
その名の通り甲状腺を刺激しています。
甲状腺ホルモンが過不足しないように刺激を調整しているのです。
しかし、何らかの原因で甲状腺ホルモンの過不足が生じると、
TSH(甲状腺刺激ホルモン)は刺激を強めたり、弱めたりします
「甲状腺機能低下症」とはどのような病気?
甲状腺はのどぼとけの下にある蝶(チョウ)が羽を広げた形をした臓器で、甲状腺ホルモンというホルモンを作っています。このホルモンは、血液の流れに乗って心臓や肝臓、腎臓、脳など体のいろいろな臓器に運ばれて、身体の新陳代謝を盛んにするなど大切な働きをしています。甲状腺ホルモンが少なすぎると、代謝が落ちた症状がでてきます。
甲状腺機能低下症による症状には、一般的に、無気力、疲労感、むくみ、寒がり、体重増加、動作緩慢、記憶力低下、便秘などがあります。

また、甲状腺ホルモンは、代謝の調節以外にも、妊娠の成立や維持、子供の成長や発達に重要なホルモンなので、甲状腺機能低下症では、月経異常や不妊、流早産や妊娠高血圧症候群などと関連し、胎児や乳児あるいは小児期の成長や発達の遅れとも関連してきます。
『一般社団法人 日本内分泌学会』より文章・画像引用
ちょっとここから、検査データのお話になるので、ややこしいかもしれませんが、
私の場合はFT3、FT4(甲状腺ホルモン)のデータは正常値内でした。
しかし、足りない甲状腺ホルモンをTSH(甲状腺刺激ホルモン)が刺激を強め、甲状腺ホルモンは正常値内に収まっていたのです。
そのため、刺激を強めているTSH(甲状腺刺激ホルモン)のみが高値を示していると医師から説明がありました。
医師から驚きの事実を聞きます。
甲状腺疾患は不妊症や流産の原因になり得るというのです。
看護学校の時に甲状腺疾患については勉強していたため、ある程度は知っていました。
特に成人女性に発症しやすいと習っていたのでとても印象的だったのを覚えています。
でも、知らなかった・・・
甲状腺ホルモンが妊娠と関わりがあるなんて・・・
とりあえず、チラーヂンの内服を始めてTSH(甲状腺刺激ホルモン)を正常値内に戻していくことにしました。
もし、妊娠した場合は定期的に検査を行いながら内服調整が必要と言います。
【まとめ】これからはじまる不妊治療
スムーズに妊娠したと思った矢先の自然流産。
流産後、まさかの不妊症になり、検査結果は『甲状腺機能低下症』
さて、これから内服調整を行い甲状腺機能低下症の治療を行っていくのですが、それでも妊娠できなかったんですね。
まさか、自分が不妊治療をすることになるなんて・・・。
まだまだ看護師夫婦の妊活はつづきます。
不妊治療や2回目の流産についても掲載しています。
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