看護師あるあるマンガ第9弾!今回は新人看護師の時のお話です。
看護師になり入職してから三ヶ月頃のことです。
看護師を辞めたい気持ちがピークに迎えていた時期でした。
思い出すだけでつらい気持ちが蘇ってきます。
私の時もそういうことあった!
今、まさに看護師辞めたい・・・
入職して三ヶ月ってピークに達する看護師はけっこう多いのではないでしょうか?
そんな方たちに共感してもらったり、少しでも励みになれたらいいなと思います。
看護師あるあるマンガ9-1:先輩の指導が厳しくて三ヶ月で辞めたくなる
新人看護師三か月。この時期になると先輩の目が離れ、検温や簡単なケアなど独り立ちし夜勤も始まる時期です。
しかし、経験したことのない看護技術や処置はまだ先輩のフォローが必要でした。
ある日勤の日、初めて経験する処置があり最悪なことにヒステリー先輩がフォローに入ることになりました。
ヒステリー先輩についてはこちらを参照↓

とにかく!ヒステリー先輩はいじわるですごく厳しく恐い先輩!
もうケアをヒステリー先輩に見られてると思うだけで、怖すぎて緊張しすぎて、処置の手順を間違えたり、準備物品の不足があったりミスをしてしまいました。
帰る前に、ヒステリー先輩から呼び出され指導という名の説教がはじまり、先輩の怒りはどんどんヒートアップ。
今日のミスだけでなく、普段から仕事が遅い!行動がとろい!ちょこちょこミスがあることやら、
くまみにうっぷんがたまっていたようで、怒りが大爆発!!
ナースステーションにいる他のスタッフも静まり返り、空気は最悪です。
「いいかげんな仕事するな!!!」
このように大声で怒鳴られてしまいました。
恐怖で泣きそうになりましたが、その先輩の前で絶対泣きたくない、大勢のスタッフの前で泣くのは自分の中のプライドが許さない
ぐっと泣くのをこらえながらトイレに駆け込みました。
看護師あるあるマンガ9-2:看護師なら誰もが通る道??人前で泣きたくない時どうしますか?
看護師あるあるじゃないでしょうか。
つらいことがあって泣きそうな時って、看護師の新人の頃は誰でも経験したことあるんのではないでしょうか。
何も考えずにトイレに駆け込むので、涙を拭ってくれるものはトイレットペーパーです(笑)
すぐボロボロになるので、新人のみなさんはトイレから出る時に鏡で顔にトイレットペーパーがついていないか、見てから出て行ってくださいね(笑)
また、他に利用者が途中で入ってきたりすると、恥ずかしいので、嗚咽を静めます(笑)
後々聞いたのですが、先輩たちも1年目の頃はトイレに駆け込んだり、個室や休憩室に逃げ込んでひっそり泣いていたと聞きました。
みんな、同じようにツライ経験をして、いろんな所に逃げ込んでいたんですね。
看護師あるあるマンガ9-3:プリセプターの言葉に思わず涙が・・・
運のいいことにくまみのプリセプターは、本当にいい人で優しい先輩でした。
もちろんできていないところは注意されますが、ヒステリーになることなんてありません。
また、必ずいいところも褒めてくれる、本当に尊敬する先輩でした。
くまみもプリセプターを経験してから思ったのですが、きっとこの時すでに何が起きていたか知っていたのだと思います。
スタッフ同士の情報共有て尋常じゃないくらいの速さで広まり、誰かから、くまみさん昨日怒られてたよ!と告げ口されていたと思います。
でも、優しい先輩は励ますつもりで、この時ケアができていたと褒めてくれのだと思います。
本当に教育者の鏡です。
看護師あるあるマンガ:まとめ
看護師三月で辞めたくなったエピソードを紹介させていただきました。
看護師向いていないのかも・・・
看護師辞めたい・・・
落ち込んでいる時に、やさしく声をかけてくれたり、頑張っている姿を評価してくれるのは本当に涙腺が崩壊します。
そして、その声をかけるタイミングがすごいですよね。
観察力と考察力。
ここでこの言葉をかけるのがベスト!だとわかっているところがすごい!
自然にできるところがすごい!
この先輩は本当に後輩の面倒見もよくて、学生の実習担当をしたり、今では病院の教育チームに引き抜きされていきました。
いや、本当に教育に向いている人間ているんですね。
くまみの場合はこのような尊敬できる先輩がいたこと、努力を評価してくれる人がいたから、なんとか辞めずに続けることができました。
本当に運がよかったなと思います。
この先輩が途中で引き抜きされてからは病棟に教育に向いている人物がいなくなり、新人の離職率はぐんと上がってしまいました・・・。
新人看護師の深刻な悩み
・唯一味方であるはずのプリセプターと気が合わない
・プリセプターに愛想をつかされ無視される
・プリセプターにしか相談していない内容なのに、周囲に告げ口されて、陰口を言われていた。
・ミスをしたり、怒鳴られたり落ち込んでいるのに、追い討ちをかけるように怒られ、励まされたことがない。
なんて経験されたことありませんか?
教育の環境や先輩たちの性格に恵まれない新人もいます。
人間関係が原因で辞めていった子もいます。
くまみは思います。
病院は急性期、慢性期、療養型・・・
また、その中でも内科と外科、
そしてさらに循環器、消化器、整形、泌尿器、婦人科、神経内科、脳神経、救命などなど
病院によって機能や役割、病棟によって特色もちがいます。
人間だってそれぞれ性格が違い、個性があります。
病院によっては集まってくる人の性格も違います。
看護師を辞めたい、向いていないかもしれない。
本当にそう悩む看護師は多いと思います。
私の場合は助けてくれるプリセプターがいたことが、本当に救いでした。
誰も周囲のスタッフが助けてくれない。
そんな環境に恵まれないあなた、
あなたは入職した時点で病院選びを間違っていたのかもしれません。
あなたが看護師に向いていないのではなく、
今働いている病院があなたに向いていないかもしれません。
いきなり看護師を辞めるのではなく、まずは病院を変えてみてください。
あなたの性格にあった病院があるはずです。
実際、くまみの病院は急性期で合わなくて転職していった新人は何人も見てきました。
転職は逃げでも、恥でもありません。
むしろ、自分のターニングポイントでもあり今の地獄の環境を抜け出す唯一の手段かもしれません。


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