最近、漫画ネタを考えていて気づいたのですが、
やっぱり新人の頃の悩みやストレスが多かったように思います。
それほど濃い一年間でしたし、いろいろあったということなんでしょう。
くまみの同期は3人で、はじめは仲良く頑張ろう!と言っていました。

しかし、同期のみい子と気が合わず、どんどん嫌いになっていきました。
先輩に媚を売り、同期なんてどうでもよくなってしまったみい子。
インシデントを上司に報告せず帰ったり、
今回のお話はまだみい子のことは嫌いになっていない初期の頃の出来事です。

プリセプターから
と言われていました。
ある日の日勤の申し送りで
褥瘡のある患者さんがいると聞きました。
ちなみに褥瘡とは、別名床ずれとも言われ、
長時間同じ体位で皮膚が圧迫され血流が滞り、皮膚障害が起きることです。
発赤から浸出液、最悪の場合は壊死まで引き起こし
放置していると生命に関わることもあります。
私たち看護師は自己体動がとれない患者さんに、
約2時間毎に体位変換を行い褥瘡予防を行なっています。
そのため、褥瘡をつくることは『看護師の恥だ』という言葉があるぐらいです。
くまみが働いていた急性期の病院で褥瘡が発生することはめずらしく、
自宅で急変して意識を失い、発見されるのが遅くなったりすると褥瘡を作っていることがあります。
こういったことを看護師は「褥瘡の持ち込み」と呼んでいます。
急性期の病院では褥瘡の頻度は少なく、
処置の見学や参加をしたいと思いました。
この時は気づいていなかったのですが、
みい子は何かしら同期をライバル視し、
行動をよく観察していたようです。
くまみが先輩に声をかけるところも見ていたのでしょう。
一緒に見学させて欲しいと入ってきて、
まだみい子のことは仲間だと思っていたので、
単純なくまみは
なんて言った自分がバカだったーなと後悔しました。

さすがに無知識でケアに見学や参加するわけにもいかず、
厳しい先輩だと質問責めに合うこともあります。
勉強不足だと「そんなことも知らないの?」と嫌味を言われます(笑)
今回の先輩は怖い先輩ではなかったですが、
休憩時間に看護技術の本を読んで勉強していました。
一方のみい子はしょっちゅう先輩とランチに行っていました。
くまみも時々、プリセプターに声をかけてもらったりしてランチに行きましたが、
みい子ほどではありませんでした。
もうそろそろ先輩から処置の声がかかるかなと思っていると、
受け持ち患者さんからナースコールが鳴っていました。
お手洗いに行きたいとの訴えで、
自分で起き上がったり、歩いたりできない患者さんだったため
車椅子の移乗からトイレまですべて介助を行いました。
でも、手すりを持ったり、支えれば何とか立ち上がることもできたので軽介助です。
そのため10分程度ナースステーションから離れていただけでした。
介助が終わり、ナースステーションに戻ろうとすると・・・

病室から処置を参加させて欲しいと言っていた先輩とみい子が
いかにも処置が終わったであろうゴミ袋を持って歩いてきます。
嫌な予感がしました・・・
処置するときに不在だったのは申し訳ないですよ。
先輩もケアの時間の予定がありますから。
でもみい子が「くまみ忙しそうですよ。」なんて言わず、
ナースコール対応で席外してるだけと言ってくれたら、
あるいは持ち歩いてるピッチに電話してくれたら
あと何分で戻れます!と言えて待っててもらえたのに・・・
あのしれーっとした顔忘れられませんよ・・・
仲間思いという言葉がみい子の中には一切ありません。
それからも、くまみや同期のウーサはみい子にはいいとこ取りやあざといことをされて
どんどん気が合わなくなって、嫌いになっていきました。
新人じゃなくなってからも先輩の機嫌は取るのに、
後輩には冷たい態度だったり見ていてイライラしました。
一方で、もう一人の同期とは、なんだかんだ気が合って
愚痴のこぼし合いや、ツライ時に支え合ったりと
同期らしく一緒に成長してきたと思います。
みなさんも、同期はぜひ大事にしましょうね!
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