妊活を始めてからもうすぐ2年。
不妊症治療をしつつも、2回は妊娠しましたが
残念ながら2回流産しています。
前回の流産は稽留流産のため手術を行いました。
それから再び妊活を始め、
タイミング法とホルモン療法を再開し3か月。
術後は卵管が詰まることもあると言い、
妊活を始めてからやっと卵管造影検査をすることになりました。
不妊症の検査の基本かもしれませんが、
1回目の妊娠のときが
子作り始めてすぐの自然妊娠だったため
と、結局一度もせずにいました。
始めて卵管造影検査を実施した体験談を紹介します。
卵管造影検査とは何か?目的は?
タイミング法で排卵チェックで受診している時に、
医師から卵管造影検査とは何か説明を聞きました。
子宮や卵管を造影し、子宮の形態や卵管の通過性を確認する検査で、
カテーテルを挿入し、子宮口にバルーンを膨らませ
造影剤を注入して、レントゲン撮影を行います。
(画像引用元:フェリング・ファーマ株式会社 不妊Collegeホームページより)
(画像引用元:獨協医科大学 埼玉医療センターリプロダクションセンター)
正常であれば上記レントゲン画像のように
造影剤が流れ、子宮と卵管から卵管膨大部まで白くなって映し出されます。
検査をするために、クラミジアなどの感染症がないか
採血で事前チェックされました。
卵管造影検査を受けるにあたっての注意点。
助産師さんから検査についてさらに説明されます。
妊娠していない上での検査のため、
必ず低体温の排卵前時期に行う必要があり、
生理が終了してなるべく早くに検査をしたほうがいいので
生理が始まったら予約を取るよう説明を受けました。
また、基礎体温表を持参するように言われました。
妊活を始めてからずっと基礎体温表はつけていたのでよかったです。
造影剤の影響で気分不良が出現する人がいるため、
検査前の食事は控えるように言われました。
午後からの検査だったため
朝食は摂取し、昼食は抜くように指示されます。
水分摂取は許可されました。
検査後当日は入浴NGで、シャワーはOKとのことです。
検査後に痛みや発熱のリスクがあり、
当日はこのような症状が出現する場合があるそうですが
検査翌日以降も続くようなら必ず来院するように指示されました。
また、感染症のリスクもあるため抗生物質を3日間内服するよう言われました。
いざ卵管造影検査当日!流れから感想まで全部教えます!

病院に着いたらトイレを促されましたが
自宅で済ましてきていたので行きませんでした。
基礎体温表を提出します。
相変わらず、混み合っているので30分ほど待合室で待ち、
診察室へ呼ばれます。
医師と一緒に基礎体温表を見て、
生理が始まってから今日で何日目で、
まだ排卵日じゃなさそうだね、大丈夫だね、
と一緒に低体温期であることを確認しました。
前開きの病衣に着替えます。

こんな感じの病衣でした。
ショーツは脱いで、
下腹部あたりを撮影するため、
ブラジャーとTシャツは装着OKでした。
ちなみに寒かったので靴下も履いたままにしました(笑)
毎回、タイミング法で内診台に乗るとき、
下半身はすっぽんぽんで
靴下はいつも履いてます(笑)
さて、着替えが終わったらまず、内診台に乗って
膣エコーで万が一排卵していないかチェックします。
そのままエコーが終われば
いよいよです。
カテーテルを挿入します。
(画像引用元:山本産婦人科(三重県津市)の不妊症に対する子宮卵管造影法についてのページ)
ちらっと見えたのがこんな感じのバルーンカテーテルでした。
挿入される時は特に違和感はありませんでした。
子宮口でバルーンを膨らませ固定させます。
そう思っていると
太ももにぶら下がったカテーテルをテープで固定してくれました。
歩くとき違和感が強くて、内股歩きです(笑)
午前診が終わっていて中待合室は誰もいませんでした。
考慮した時間に卵管造影検査をしているのでしょう。
その配慮は嬉しかったです。
レントゲン台に仰臥位になり、
後は身を任せます。
この時は生理痛のような下腹部は落ち着いてました。
造影剤が注入され、
リアルタイムで画像に映し出されます!
造影剤の注入は終わりましたが、
下腹部がすごく痛い!
今までの生理痛とは違う痛み、
突っ張るような、キーンとするような強い痛みでした。
2回撮影したらその場でバルーンカテーテルを抜去してくれました。
抜いた後は下腹部の痛みは和らぎました。
再度、内診台に乗り感染予防のために
膣洗浄と消毒をしてもらいました。
私服に着替え、撮影した画像をパソコンで一緒に見ます。
悪い所がなくてほっと一安心しました。
24時間後にもう一度レントゲンを撮影して無事に検査終了です。
痛かったけど、無事に終わったし何もなくて本当に安心しました。
ほっとりしてお会計を待っていると、
不安に思い、受付のお姉さんに相談すると
もう一度診察室に呼ばれました。
痛み止めと抗生物質を処方され
痛み止めはすぐに内服しました。
時間がたてば痛み止めが効いてきて
下腹部痛は和らぎました。
他に副作用らしきものは出現しませんでした。
24時間後にもう一度レントゲンを撮影を行います。
翌日もう一度受診し、レントゲン撮影を行いました、
この時は私服で撮影し、ズボンをずらして撮影しました。
結果は造影剤は散在し、癒着している箇所は見られないとの所見でした。
これで卵管造影検査は無事に終了しました。
卵管造影検査の所要時間と費用

診察から検査終了まで所要時間は30分程度でした。
病院に到着してから会計が終了するまでは
1時間半はかかりましたが。
病院って本当待ち地時間が長いですよね。
費用は
保険が適用され6300円ほどでした。
うち、保険適用外扱いで超音波検査代1000円取られてます。
まとめ
初めての卵管造影検査で
とても不安でした。
実際に痛かったですが、
終わってみれば、安堵感と
頑張った自分の達成感が強かったです。
また、自分はこんなに大変な思いをしてでも
子供が欲しいと思ってるんだな、
と改めて感じました。
そして、何よりもどこかで
卵管詰まってるんじゃ・・・
閉塞してるんじゃ・・・
正直疑っていました。
でも、結果何もなかったので
本当に検査をしてよかったと思いました♪
ちなみに
おりものや洗浄液がけっこう出ますので、
病院に行くときにナプキンを装着していればよかったと思いました。
ぜひ、参考にしてみてください。

