新人の頃、怖い先輩に質問する時、勇気がいることありませんでしたか?
そして期待を裏切らない恐怖の質問責め。
答えても先輩が求める答えじゃなくて
「・・・で?」「だから?」「それで?」
って返答されることは『あるある』じゃないでしょうか?
数ある先輩のいじわるな質問の中で、モヤモヤが止まらなかった質問を紹介します。
みなさんはどう思うでしょうか・・・。
経管栄養を始めようとすると、あるトラブルが・・・
入職してまだ間もない頃のエピソードです。

私が実際にやっていた注入前の確認は
①チューブの固定テープが剥がれていないか
②チューブの固定位置を確認し抜浅していないか
③聴診器を上腹部にあて、シリンジで空気を送り気泡音を確認
④シリンジを吸引し、胃内容物が吸引できるか
固定テープが剥がれてたり、弱くなっていたりすると、くしゃみの弾みでチューブがスポーン!と抜けたりしますからね。
基本の確認は本当に大事です。
そしてチューブの固定位置を確認した時に、あるトラブルがありました。

抜浅ではなく、なぜか固定位置より5センチも進んでるんですね。
新人の私にとっては???で
自分ではどう判断し、対処すればいいかわかりませんでした。
プリセプターや教育に携わる先輩たちから口酸っぱく
『わからないまま行動しない!』
と言われていました。
誰か先輩に相談しようとしますが、残念なことにナースステーションにはくまみの天敵、ヒステリー先輩しかいなかったんですね(笑)
ヒステリー先輩の記事についてはこちら↓

ヒステリー先輩関連のマンガはこちら↓

恐怖の先輩への質問!返ってきた言葉は・・・

怖い先輩に質問する時は、まずは自分なりに考えたこと、どう対処すればいいかわからない旨をきちんと説明します。
でなければ、逆に質問責めに合ったり、ひどい言葉が返ってくるので注意です!
この時もきちんと気泡音と胃内容物は確認したことを伝えました。

いじわるな先輩の特徴として
新人が質問しても、
絶対に答えがすぐに返ってこないことです!!
ひどい時は本当にひたすら質問返しに合い
答えを結局教えてくれず、
自宅で調べる羽目に合うこともあります。
経管栄養前でこっちが急いでいることもわかっているのに、もちろんすぐに『注入してもいいかどうか』なんて教えてくれません。

???
となりました。
チューブは胃の中にある。
それはわかっています。
チューブの先端が『胃のどこに入っているか』
もうほんと何て答えたらいいかわからなくなりました。
チューブは胃の中に入っていればいい、と思っていたので
そこから詳しく胃のどこに何て考えたこともありませんでした。
まさかのヒステリー先輩の返答にモヤモヤが止まらない!

質問に答えられず、調べることになりました。
昼時で忙しいのに早く教えてよ!注入開始させてよ!
そう思いながらも調べること10分。
参考書や看護技術の手順書には
『チューブの先端が胃内に挿入されているか確認』
という一文しか見つかりません。
胃のどこかなんて記載されている文献を見つけられず、
正直にヒステリー先輩に言いました。

めんどくさそうに、ヒステリー先輩はこう答えました。

まさかの単純すぎる答えに、あんなに調べた意味があるのだろうか疑問でした。
もっと専門用語みたいな場所があるのかと思っていただけに
単純すぎる答えにモヤモヤが止まりません。

先輩が質問する答えが
単純なものじゃないと
勝手に思い込んでしまい
自分で質問を難しくしてしまっていたんですね。
でも、早く注入を開始したいのに、わざわざ調べさせるような内容ですか!?
もうモヤモヤが止まらず、何年経っても新人の頃のあの質問は一体何だったんだろう、とモヤモヤが再び蘇ることもあります(笑)
まとめ
結局は自分が勝手に質問を難しく考えてしまい、変な答えや単純すぎる答えをしたら怒られるかも、
と思い込んでしまったため、余計にモヤモヤしてしまったのかもしれません。
いじわるな先輩ほど、すごく単純な答えをややこしく質問してみたり、ぜんぜん質問に答えてくれなかったり、
考えることが勉強
新人のためになる
なんて言いながら大した内容じゃないのは、ほんとただのいじわるですからね。
みなさんもモヤモヤした質問ってあるのではないでしょうか?
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